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三好博さん写真1  

情熱があれば、何でも実現できます(笑)。

第二回 三好内科・循環器科医院 医院長 大分三好ヴァイセアドラー 部長兼チームドクター 三好博さん

県外から来た方や県内外で活躍している方々に「大分」のこと、「いかしょう」のことを語ってもらうこのコーナー。第二回は、病院の開業医であり、バレーボールプレミアリーグにチームを持つ、三好内科・循環器科医院医院長、大分三好ヴァイセアドラー部長兼チームドクターの三好博さんにお話し頂きました。

意外と面白い人物が多い大分人

三好博さん写真2

 大分のいいところと言えば、皆さんご存知のように「海あり山あり温泉あり」といった環境のなか、「海の幸、山の幸」に惠まれたものが多くあると言ったところでしょうか。
 子供が生まれて最初に行ったところが秋田県で、確かに変わった食べ物なんかあったのですが、子供を連れていく所って言うのがなかなかなかったですね。最近は秋田のいいところなんて見つけたりもしたんですけど、改めて大分の良さを実感します。

 あと、最近できた吊り橋や久住連山、海をみれば佐伯のリアス式海岸から豊後水道、すばらしい自然に囲まれて名所旧跡に恵まれていると思いますよ。

 温泉でもたくさんの種類がありますね。炭酸泉や砂湯などいろんな種類の温泉が楽しめます。こういう所は、他の県では見られない点ですね。まぁ〜私は大分に生まれて誇りに思いますね。

人物もね、意外と面白い人間が多いんですよ。大友宗麟はキリシタン大名として一つの商業都市をつくったし、福沢諭吉も大分だし、私の業界、医療系で言えば、心臓の組織構造「心臓刺激伝導系」を発見しペースメーカーの父とも呼ばれる中津の医師、田原淳(すなお)先生。この先生のしたことはノーベル賞ものだったんですけどね...。また、身体障害者が健常者と同様の自立を促すために尽力をつくし、「太陽の家」や「大分国際車いすマラソン大会」に力を注いだ中村裕先生。それから、現経団連会長、キャノン会長である御手洗冨士夫さんやGoogle副社長兼 Google Japan 代表取締役社長の村上 憲郎さんも大分出身なんですね。大分は本当にいろいろなことを発信する人が多い土地なんです。

 

「人のためになること」の志から、フィリピンでの医療活動へ

イメージ写真 写真はイメージです

 私は、久留米大学医学部を出まして、それから国立病院機構別府医療センターの循環器内科に入りました。次に国立病院機構大分医療センターの循環器科へ約12〜3年ほど勤務して、開業に至ったということです。その間、スポーツ医学を中心に心臓に関しての研究も続けながら、業務を行ってきました。

 (医師になったキッカケは)父が医師でして、その父の背中をみて育ったこともあり、「人のためになること」をやりたかった部分もあって自然と医師を志した訳です。

 尊敬する人物は「シュバイツアー」とイギリスの元首相「サッチャー」です。特にシュバイツアーはアフリカでいろいろなことをされたので、私も同じようなことをしたいと思って、勤務時代はフィリピンなどに行きました。大変なとこでしたね。ネグロス島というところがあるんですが、単刀直入で語るならば「貧困」と「病気」。フィリピン国内最大の砂糖の産地として名高く、島はサトウキビ畑だらけなのですが、主にそのサトウキビ畑で働く貧困層の医療活動をしました。
  今もそうかもしれませんが、フィリピンでは貧富の差が激しくて、本当に飢えで苦しんでいる人たちがいるかと思えば、市場へ行くと米も野菜も果物も山積みなんですね。ただそれを収入が少ないから買えないだけなのです。また、漁村、農村で医療活動を行ったのですが、だいたい一日二食が習慣の彼らの血液を分析するとコレステロールは低いし病気も少ないんだけれども、B型肝炎が全体の25%ぐらい出てきましたね。東南アジアはB型肝炎のキャリアが多いと言われています。このような環境がそういう結果をもたらしているという事は無関係ではないでしょうね。

 私の専門分野での話に移すと、日本全国的には循環器系の医師が不足していると言われているようですが、大分に関してはそのようなことはないです。各病院とも連携を取り合ってネットワークを充実させています。他の県に比べると心筋梗塞などの救急処置体制に関しては大分だけでなく、九州というくくりでも充実していると思いますよ。

 

「バレーボールが好きだ」という情熱で実現した「夢」

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 なぜ、地方病院のバレーボールチームが、下部組織から勝ち上がって行き最終的にプレミアリーグまで登り詰め、その位置をキープできているのかというのは、一つはバレーボールが好きだということに尽きると思います。

 私は中学時代、バレーボール部のキャプテンをしていたのですが、高校時代は受験の関係で少ししかできなくて、大学時代はなんとバトミントン部に引っ張られてしまって(笑)、大好きなバレーをやることができなかったんです。それで、医師になった時にたまたま担当した患者さんがバレーボール関係者で、それをきっかけにバレーボールの審判活動を始めました。審判活動をやっていると、県外からやってくるチームで意外と医療関係のチームが多いことに気がついたんですね。沖縄の徳洲会や平安病院とか、宮崎の倉内整形外科病院などがそうですけど、将来職員たちでバレーボールの好きな人たちを集めてチームをつくりたいな〜と審判活動をしながら考えていました。

 それで開業するちょっと前に、ストレス発散の意味を込めて9人制バレーチーム「三好循環器科EKG」(後に「三好循環器科EKG大分」へ変更)をつくりました。メンバーを集めているうちにバレー経験者などで固めたりしていったらだんだん強くなってきて、そうなると国体に向けた6人制バレーチームをつくらないとと思い始めて、9人制と6人制両方で強化して、選手も集めたりして、実績が上がっていき、そういった結果が今に続いているということですね。実際プレミアまでいけたというのは、運もあるでしょうし、本人たちのスゴい努力もあるんでしょうが、やっぱり「バレーボールが好きだ」というものが根底にないと、こういう結果は生まれなかったと思います。

 まぁ〜こういうところですからね(笑)、一流の選手はここには来ません。一流の選手はいわゆる大企業のチームに集まりますけど、うちはそういってはなんですが、二流の選手たちです。でもその二流の選手たちを鍛えて、一流の選手たちが集まる大企業のチームをやっつけるのは、非常に痛快なんです。バレーの醍醐味というかね、(こういう活動を続けていてそういう場に居れるというのは、)とても嬉しい瞬間でもあります。

 

選手確保のためなら、自分の足でアフリカへ

三好博さん写真3

 バレーボールプレミアリーグに関して九州のチームは、現在ウチだけで、九州からバレーボールの灯を消さないようになんとか頑張っていますが、それにはもっといい選手を入れないといけない。前に言ったようにいい選手は大企業のチームへ行ってしまいますから、そうではない「バレーボールをやりたい!」といった選手を見つけていかなければなりません。そういった選手を支えていくには、地域のサポートが必要です。

 そこでヒントとなったのがフランスなどの欧州クラブ形式でした。
  パン屋さんや肉屋さんなどがお金を出し合って、クラブチームを支える形です。今は私が主にサポートして、キャノンさんや鶴海運輸さん、そして体育館はTOTOさんにご協力いただいているわけですけど、今後「うちの会社も選手を預かりたい」という中小でも手を挙げてくれる企業さんが増えれば、「三好」という病院の名前をはずして、地域に根ざした大分ヴァイセアドラーとして最終的に育ってくれればと希望しています。

 インタビュー中、急患が入り先生が対応のため中座。同席されていた、副部長の坂口嘉彦さんと広報兼マネージャーの井上幸子さんに、チーム運営の苦労話等を聞かせていただきました。

 選手を集めるとき(特に外国人選手)、他のスポーツではエージェントを通したりしてお金がかかるとか言われますが、情熱があれば自分の足で行って交渉すれば実現はできます。事実、私は自分の足でどこにでも行きますよ(笑)。

 日本人選手であれば、大学などの試合を見に行ったりしますし、外国人選手獲得には遠くはアフリカまで行きますよ。去年は南アフリカまで行きました。今度はケニアに行ってくるのですが(※1)、首都のナイロビではなく、紛争のあった地域で試合があるので、車で何時間もかけてまでもそこに行かないと会えないといった感じです。アフリカ自体治安があまりいいところではないのですが、獲得したい選手がいる所というのは、貧困層に多くいたりする傾向があるため、さらに危険な地域へ行かなくては本人に会えないという状況だったりします。いい選手はごろごろいるので、「選手発掘のためには自分の足で!」といって調べていくんですよ。上手くいえば、「夢」を買いにいっているんですよ。

※1.取材時は離日前で、現在は無事帰国されています。
 

いかしょうさんの料理はみんなすきです

活いかの姿造り写真

 いかしょうさんの料理は全部好きですが、特に好きな料理は「活いかの姿造り」ですね。大分は魚がおいしいです。他の所ではこの値段でこのおいしさは体験できないですよ。他の県から来たドクターも「大分の魚は美味い!」と言ってますよ(笑)。

活いかの姿造りはこちら

大分三好ヴァイセアドラー公式ホームページ
三好内科・循環器科医院(外部サイト)

 

新鮮なイカ、関アジ、関サバをその場で調理し、お客様にご提供させていただいております。ここでしか味わえない本格的なお料理の数々をご堪能ください!

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